台湾、インドネシア人労働者の受け入れを一時停止へ 陽性者増加で

【社会】 2020/11/30 18:45 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
防護服姿の旅客=桃園空港

防護服姿の旅客=桃園空港

(台北中央社)新型コロナウイルス対策を担う中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は30日、インドネシア人労働者の陽性発覚が相次いでいるのを受け、来月4日から17日までの間、入国の受け入れを一時停止する方針を発表した。

30日に確認された新規感染者は24人で、うち20人がインドネシア人労働者だった。同センターがインドネシア人労働者の陽性者増加を受け、集中検疫所で14 日間の隔離を受けていたインドネシア人900人余りを対象に検査したことで感染が分かった。

陳氏は、インドネシア人労働者が所持していた陰性証明と実際の状況との間には落差があると指摘し、厳しく管理する必要があると判断したと説明。これに加え、外国人労働者の陽性患者のうち、インドネシア人が多数を占めていることや、これらの労働者が介護者として国内で接触するのは免疫力が低い高齢者であることにも言及し、国内の感染状況に影響する恐れがあるとの見方を示した。

この措置により、インドネシア人労働者1350人が影響を受けるとみられる。同センターはインドネシアの感染状況を見て、来月18日以降、措置を調整するかの判断を下す方針。

30日に感染が判明したのはいずれも海外からの輸入症例で、1日当たりの新規感染者としては今年3番目に多かった。台湾内で確認された感染者は累計675人となった。

(張茗喧、許秩維/編集:楊千慧)