公園がヌード撮影の“聖地”に 市議「照明が暗い」と問題視/台湾・台中

【社会】 2020/11/06 13:51 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「公園の照明が暗い」と訴える台中市議の陳世凱氏(左)

「公園の照明が暗い」と訴える台中市議の陳世凱氏(左)

(台中中央社)中部・台中市内の公園5カ所がヌード撮影の“聖地”とされていることを受け、同市の市議らが4日の市議会でこの問題を取り上げ、公園の照明設備を改善するよう市政府に要求した。

問題提起した陳世凱市議によると、インターネットでは、ヌード撮影に最適な市内10カ所としてサウナや温泉ホテル、図書館、デパートなどが愛好家によって挙げられており、このうち5カ所が子どもが頻繁に出入りする公園だった。

陳氏は、これら5カ所の公園は照明が暗く、管理が行き届いていない点が共通しており、もし改善が見られなければ犯罪の温床となって住民の安全を脅かすことになると指摘。別の市議も、防犯カメラによる監視強化を警察に求めたとして、市側の対応を呼び掛けた。

これを受け、同市政府建設局の陳大田局長は、主要公園には警備員を配しているとした上で、街路灯の明るさが足りない問題については、生態系に影響を与えない範囲で調整を検討すると約束した。

同市内の公園や道路に設置されている公有の街路灯は20万基余り。同市は、メンテナンスと経費節減の両立を目指し、市民が気に入った街路灯1基につき年間1000台湾元(約3600円)を支払って「里親」となる制度を推進しているが、現在里親が見つかっているのは400基程度にとどまる。市議からは、市民や企業への働き掛けをさらに強化すべきとの声も上がった。

(趙麗妍/編集:塚越西穂)