蒋介石ゆかりの陽明書屋で文化イベント 一部施設を初公開/台湾

【社会】 2020/09/19 14:22 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蒋介石ゆかりの陽明書屋=台北市観光伝播局のウェブサイトから

蒋介石ゆかりの陽明書屋=台北市観光伝播局のウェブサイトから

(台北中央社)蒋介石がかつて台北市北部の陽明山に構えた「陽明書屋」で今月末と来月初旬に開催される文化イベントで、これまで立ち入ることができなかった敷地内の一部施設が公開される。

陽明書屋は、国内外の来賓をもてなす迎賓館で、1970年に落成。蒋介石の避暑地としての役割も担っており、建設地として、山の中腹に位置する森林公園が選ばれた。母屋となる中興賓館のほか、警備室や通信室なども設けられ、厳重な警備体制が敷かれていたという。蒋介石の死後、文物館として1998年に一般開放されたが、駐車や配車などを行った大仁館や警備員の宿舎として使われていた大智館、通信班が詰めていた建物など、一部の施設は含まれていなかった。

イベントは、敷地内に陽明書屋を擁する陽明山国家公園が今年で設立35周年になるのを記念して、管理機関の陽明山国家公園管理処と、陽明山にキャンパスを持つ中国文化大学が共催。大智館など未公開の3カ所で、同大が近年推進している学部・学科を超えた「陽明山学」の成果を、歴史人文、環境にやさしい農業、地質環境など5つのエリアに分けて展示する。このほか、野外音楽会や学者・専門家を招いた文化講座も開かれる。

開催日は9月27日、10月2~4日。詳細は同大のウェブサイトで確認できる。(https://cutt.ly/OfHTGnP)

(許秩維/編集:塚越西穂)