新型コロナウイルスの感染拡大によるマスクの需給ひっ迫を受け、台湾の政府は2月6日から、医療用マスクの実名制購入を実施している。蘇貞昌行政院長(内閣)が実施を発表したのはその3日前の2月3日のことだった。台湾のマスク実名制には、日本や韓国などのメディアから称賛の声が寄せられている。短期間で実施に移し、スムーズな運用が実現できた背景には、政府や民間有志、中華郵政、薬局スタッフの協力といったハード面からソフト面、物流までにおける官民一体の努力がある。
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