金鐘奨、アニメの声優を対象にした部門設置を検討=李文化部長/台湾

【政治】 2021/10/13 16:20 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
立法院院会に臨む李文化部長(左)。右は蘇貞昌行政院長(首相)=10月12日撮影

立法院院会に臨む李文化部長(左)。右は蘇貞昌行政院長(首相)=10月12日撮影

(台北中央社)李永得(りえいとく)文化部長(文化相)は12日、ラジオやテレビ番組の賞「ゴールデン・ベル・アワード」(金鐘奨)に、アニメーションの声優を対象にした部門を来年設置することを検討すると明らかにした。立法院院会(国会本会議)で述べた。

与党・民進党の蔡易餘(さいいよ)立法委員(国会議員)への答弁。蔡氏は、日本や韓国で声優やナレーションを表彰する賞が設置されていることに言及した上で、これは声のパフォーマンスを重視しているものだと指摘。政府はこれまで声の芸術を推進する誠意を示してこなかったとし、台湾が文化産業を発展させるためには一定の市場を有する「声」の産業にも共に力を注ぐべきだとした。

李氏は、金鐘奨は今年の授賞式終了後、比較的な大きな変革があると説明。来年、アニメの声の出演に関する部門を設ける方針を示した。また、声優の活躍の場はテレビに限らず、ラジオや伝統的人形劇「布袋戯」(ポテヒ)も含まれるとし、声を主体とした独立した賞をいかにして作るか考えていくと話した。

ラジオ番組を対象にした第56回広播金鐘奨授賞式は先月25日に、テレビ番組を対象とした同電視金鐘奨授賞式は今月2日にそれぞれ台北市内で開催された。

(林育瑄/編集:名切千絵)