台湾TPP加盟申請 外交部、反発の中国に「深い自省」呼び掛け

【政治】 2021/09/24 14:26 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾TPP加盟申請 外交部、反発の中国に「深い自省」呼び掛け

台湾TPP加盟申請 外交部、反発の中国に「深い自省」呼び掛け

(台北中央社)台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)加盟申請を受け、中国の外交当局は23日、「台湾地区」がいかなる公的な協定や組織に加入することにも「断固として反対する」との立場を表明した。外交部(外務省)は同日、国際社会で台湾をいじめる中国政府のやり方は、両岸(台湾と中国)の敵意を高める元凶だとして、台湾人民を敵視しないよう、深い自省を呼び掛けた。

外交部は、台湾は台湾であり、中華人民共和国の一部ではないと強調。中華人民共和国は1日たりとも台湾を統治したことがなく、国際社会で台湾人民を代表する権利はないと反論した。一方で台湾の人民が選んだ政府だけが、台湾の2350万人を代表して国際機関や地域経済連携協定に参加できると中国にくぎを刺した。

また政府が台湾人民を代表してTPPに加盟申請したことに中国政府が口を挟む権利はないと批判。中国はTPPに加盟しておらず、その貿易体制もTPPの高いレベルを満たしているか国際社会が疑念を抱いているとけん制した。

一方で同部は、中国共産党の習近平総書記が国連総会の一般討論演説で「われわれは過去も将来も、他国を侵略せず、他者をいじめず、覇を唱えることはない」と発言したのに言及。中国はそれから数時間もたたないうちに台湾のTPP加入申請を受けて圧力を加え、大規模な航空兵力で台湾人民を威嚇したと指摘し、台湾をいじめる言動に対して、「最も厳しく非難する 」と表明した。

(鍾佑貞/編集:齊藤啓介)