台湾、NYタイムズスクエアで国連参加訴え=街頭ビジョンに天灯舞う

【政治】 2021/09/15 14:46 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾、NYタイムズスクエアで国連参加訴え=街頭ビジョンに天灯舞う

台湾、NYタイムズスクエアで国連参加訴え=街頭ビジョンに天灯舞う

(ニューヨーク中央社)台北駐ニューヨーク経済文化弁事処(領事館に相当)は14日 、第76回国連総会が開幕したのに合わせ、米ニューヨークのタイムズスクエアで、台湾の国連参加への支持を呼び掛ける映像を上映した。願い事を書いて打ち上げるとかなうとされるスカイランタン(天灯)が空に舞い上がる様子を通じ、国連システムへの参加を願う台湾の2350万人の思いを伝えた。

今年の国連総会のテーマ「希望を通じたレジリエンス(強靭性)の構築」に呼応して制作された。天灯の映像とともに、「一人一人の声に耳を傾ければ、希望は舞い上がる」との文字が高さ106.7メートルの大型ビジョンに表示された。映像は1回15秒で、ほかの広告と合わせて24時間繰り返し上映された。

中央社の取材に応じた同弁事処の李光章処長は今回の映像上映について、新型コロナウイルスの早期収束と影響からの回復を願ったほか、国連に対して、1971年の国連総会2758号決議(アルバニア決議)の誤った解釈を行わず、台湾に暮らす2350万人を不当に排除する差別的なやり方を止め、台湾を尊厳のある形で国連のシステムに参加させるよう訴えるのが狙いだと語った。

同弁事処は特設サイト(https://givetaiwanavoice.com)を開設し、台湾への支持を表明するメッセージを受け付けている。呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)は「今こそ国連は扉を開けて台湾を受け入れる時だ。全ての人が持続可能な強靭な未来を共に作ろう」とする言葉を寄せている。

(尹俊傑/編集:齊藤啓介)