「謝る必要はない」 文化部、台湾選手応援で非難浴びる芸能人に声援

【政治】 2021/08/04 13:36 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「謝る必要はない」と訴える文化部の投稿画像=同部のフェイスブックから

「謝る必要はない」と訴える文化部の投稿画像=同部のフェイスブックから

(台北中央社)東京五輪に出場する台湾代表選手を応援する投稿をした台湾の芸能人が相次いで中国のインターネットユーザーから攻撃されていることを受け、文化部(文化省)は3日、フェイスブックで「選手は試合の勝ち負けによって謝る必要はない。芸能人も選手を支持したことで謝る必要はない」と訴え、非難を浴びる台湾の芸能人にエールを送った。

台湾選手への応援を巡っては、タレントの小S(シャオエス、徐熙娣)さんが、台湾と中国の選手が対戦したバドミントン女子シングルス決勝後、惜しくも敗れた台湾の戴資穎選手をたたえる投稿をしたのをきっかけに、中国のネットユーザーから集中攻撃を受け、中国企業4社から広告出演契約を解除された。これを皮切りに、台湾選手を支持する投稿をした歌手のジョリン・ツァイ(蔡依林)さんやシンガーソングライターのララ・スー(徐佳瑩)さんにも非難の矛先が向けられた。

文化部はフェイスブックに、バドミントンコートをイメージしたイラストを投稿。「謝る必要はない」とのメッセージを大きくあしらった。男子ダブルス決勝で台湾ペアがマッチポイントの映像判定でインの判定を受け、金メダルを獲得したのにちなみ、白線上には台湾本島と離島のシルエットが描かれた。

画像と合わせて投稿した文章では、「国家を代表する全ての選手は試合の結果を問わず、国民全体から称賛、尊敬されるに値する。全ての国民も市民社会において最も基本的な言論の自由を享受すべきだ」と強調した。

(編集:名切千絵)