台湾の宗教団体、ビオンテック製ワクチンを政府に寄贈 500万回分

【政治】 2021/07/21 15:50 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ビオンテックのコロナワクチン=同社のツイッターから

ビオンテックのコロナワクチン=同社のツイッターから

(台北中央社)行政院(内閣)の羅秉成(らへいせい)報道官は21日、台湾の宗教団体、仏教慈済慈善事業基金会からドイツ・ビオンテックの新型コロナウイルスワクチン500万回分の寄贈を受ける契約を同基金会と結んだと発表した。すでに発表されている台湾積体電路製造(TSMC)や鴻海(ホンハイ)精密工業、鴻海創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏が設立した慈善団体からの寄贈分を合わせ、計1500万回分のビオンテック製ワクチンが民間企業や団体から提供されることになる。

同基金会は中国の医薬品大手、上海復星医薬の香港子会社と購入契約を結んだ。上海復星医薬は中国、香港、マカオ、台湾でビオンテックのコロナワクチンを独占的に販売する権利を有している。同基金会の購入分は、政府に全数寄贈される。

総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官は21 日午後、蔡英文(さいえいぶん)総統の話として、企業や団体による正義のための熱心な行動に謝意を示した。

寄贈される1500万回分のビオンテック製ワクチンは緊急使用許可(EUA)と輸入許可をまとめて申請し、12~18歳の未成年を使用対象の範囲内に加える。

(頼于榛、呉欣紜、温貴香/編集:名切千絵)