デルタ株確認でマンゴーに風評被害 農業委「青果での感染例ない」/台湾

【政治】 2021/06/28 14:12 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
デルタ株確認でマンゴーに風評被害=盧玟欣さん提供

デルタ株確認でマンゴーに風評被害=盧玟欣さん提供

(台北中央社)南部・屏東県枋山郷でインド由来の新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」のクラスター(感染者集団)が確認されたのを受け、同郷産のマンゴーの注文キャンセルや買い控えなどが発生している。行政院(内閣)農業委員会は27日、報道資料を通じ、青果やパッケージによって感染した例は現時点では世界でも発生していないとし、安心して購入するよう消費者に呼び掛けた。

枋山郷は台湾におけるマンゴーの主要産地。同郷産のマンゴーは高品質なことで国内外に知られている。

同郷では26日、台湾初となるデルタ株の国内感染例が確認された。発端はペルーからの帰国者。関連のクラスターでは12人の感染が判明しており、うち8人がデルタ株に感染していることが27日までに分かった。

農業委は枋山地区のマンゴー農家を支援するため、枋山地区農会(農協)に良質なマンゴーの買い上げを要請。企業や団体に購入を働き掛けるとしている。個人の消費者は同農会の公式サイトで購入することができる。同委は「実際の行動で一緒に応援しよう」と呼び掛けた。

(張雄風/編集:名切千絵)