米国のワクチン提供 「中国への反撃」が両党の共通認識=米専門家/台湾

【政治】 2021/06/22 13:07 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
米スタンフォード大学フーバー研究所のテンプルマン研究員

米スタンフォード大学フーバー研究所のテンプルマン研究員

(サンフランシスコ中央社)台湾問題に詳しい米スタンフォード大学フーバー研究所のカリス・テンプルマン研究員は21日、米国が台湾に新型コロナウイルスワクチン250万回分を提供したことについて、「台湾にかかる中国からの巨大な圧力の一部とバランスを取るため、米国は中国に反撃を加え、台湾を支持するべきだ」というのが民主、共和両党間の共通認識だとの見解を示した。中央社の取材に対して語った。

米国は6日、新型コロナワクチン75万回分を台湾に提供すると発表。当初の発表を上回る250万回分の米モデルナ製ワクチンが20日、台湾に届いた。

テンプルマン氏は「寄贈は寄贈。いかなる付帯条件をも期待していない」と言及。台湾は米議会において、民主、共和両党が共通認識を有する数少ない議題の一つだとし、「台湾が好き、台湾を支持したい」と表明することは両党の議員にとって難しいことではないと説明した。

また、「台湾がワクチンを獲得した事実は、日本と米国の両国にとって、台湾が政治的に重要であることを示している」と指摘した。

(周世惠/編集:名切千絵)