台湾へのワクチン提供「短期間内に」=米国務省高官 製造協力も協議中

【政治】 2021/06/18 13:23 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
米国務省東アジア・太平洋局のフリッツ次官補代理(左)

米国務省東アジア・太平洋局のフリッツ次官補代理(左)

(ワシントン中央社)米国が台湾に提供する新型コロナウイルスワクチン75万回分の輸送時期について、米国務省東アジア・太平洋局のジョナサン・フリッツ次官補代理は17日、具体的な日程は明言できないとしつつも、短期間内に発送できるとの見通しを示した。また、台湾との間でワクチン製造における協力が話し合われていることも明らかにした。

米上院外交委員会東アジア太平洋小委員会が同日開いた米台関係に関する公聴会で、議員の質問に答えて述べた。ワクチンが台湾に届くのは「数週間以内か」というエド・マーキー氏(民主党)の問いには「そう希望している。もっと早い可能性もある」と応じた。

ワクチン製造などをめぐる米台間協力に関しては、バイデン大統領は米国を「ワクチン武器庫」にする意向を示しており、台湾にはその能力があると述べ、台湾やその他の国との協力のありかたについて「現在協議が行われている」と説明した。

また、今回の75万回分が第1陣であることにも言及。第2陣以降の発送時期や数量は明らかにしなかったが、米国は台湾のニーズを考慮すると同時に、感染拡大を抑え込めなければ、半導体などの基幹産業にも影響が及ぶことも念頭に置いていると述べた。

(徐薇婷/編集:塚越西穂)