プラハ市長、ワクチンめぐる政治介入を批判 「チェコ政府に台湾支援促す」

【政治】 2021/06/16 12:56 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
プラハ市長のフジブ氏

プラハ市長のフジブ氏

(ブリュッセル中央社)チェコの首都プラハのズデニェク・フジブ市長は15日、「政治の力が台湾の新型コロナウイルスワクチン確保を妨害していることにがくぜんとしている」と述べ、チェコ政府に台湾支援を促していく意向を示した。

台湾は、独バイオ医薬のビオンテックからワクチン500万回分を調達する予定だったが、交渉は最終段階で頓挫してしまった。同社は、台湾を含む中華圏向けの販売などで中国の上海復星医薬と提携しており、蔡英文(さいえいぶん)総統は先月下旬、その背景に「中国の介入」があったと明かした。

この日、自身のツイッターに動画やコメントを投稿したフジブ氏。チェコがコロナ禍に苦しんでいた時、台湾が手を差し伸べてくれたと振り返り、台湾にワクチンを届けるよう、自国の首相や保健相、外相に働き掛けていくと強調した。

(唐佩君/編集:塚越西穂)