中国軍の大型輸送機、落下傘部隊降下の効率化に要注意=シンクタンク/台湾

【政治】 2021/06/13 17:27 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中国のY20輸送機

中国のY20輸送機

(台北中央社)国防部(国防省)が設立したシンクタンク、国防安全研究院の研究員は、中国で開発された大型輸送機、Y20による落下傘部隊の降下が効率化されたことに注意を払うべきだとの見解を示している。機体の左右の扉に加え、後部の広い扉からも同時に兵を降下させることができ、短時間での部隊投入が可能になるという。

同院の歐錫富氏がこのほど発表したレポートによれば、これにより落下傘部隊が着陸した後、集合に要する時間が縮まるため、素早い作戦展開が可能になる。また、輸送機が空中にとどまる時間が短縮され、爆撃されるリスクが抑えられるとも指摘。Y20による落下傘部隊の降下訓練は日中に加え、最近初めて夜間にも実施されたという。

ただ現時点では、Y20が実際に投入された任務は限られているとし、中国空軍の主力輸送機にはまだなっていないとの見方を示した。

(游凱翔/編集:楊千慧)