台湾出身・許家元棋士が十段就位「実力を出せた」

【政治】 2021/06/08 13:38 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
左から謝駐日代表、許十段

左から謝駐日代表、許十段

(東京中央社)今年4月の囲碁タイトル戦「大和ハウス杯 第59期十段戦五番勝負」でタイトルを獲得した台湾出身の許家元(きょかげん)十段(23)の就位式が7日、東京都内で開かれた。許十段は「自分の実力を出すことができた」と喜びを明かし、「若手の活躍が目覚ましい中、自分も遅れを取らないよう精一杯精進していきたい」と決意を新たにした。

許棋士は4月の第59期十段戦挑戦手合で芝野虎丸九段を3-2で下し、タイトルを奪取した。今回の十段獲得により、日本棋院の昇段制度で最高段位の9段に昇段した。2013年に入段して以降、わずか8年で9段に昇段していることから、注目を集めている。

式典では十段就位を認める允許(いんきょ)状や優勝賞金700万円の目録、賞杯が授与された。

式典には台北駐日経済文化代表処の謝長廷(しゃちょうてい)代表(大使に相当)も出席。許十段の活躍は台日の囲碁交流と友好の象徴だとたたえた。また先日、日本から台湾に新型コロナウイルスワクチンが贈られたことに謝意を述べた。

(楊明珠/編集:名切千絵)