「台湾へのワクチン提供を検討」 日本政府の善意に感謝の声相次ぐ

【政治】 2021/05/29 14:51 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「台湾へのワクチン提供を検討」 日本政府の善意に感謝の声相次ぐ

「台湾へのワクチン提供を検討」 日本政府の善意に感謝の声相次ぐ

(台北中央社)日本政府が台湾への新型コロナウイルスのワクチン提供を検討しているのを受け、外交部(外務省)や游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)、コロナ対策を担う中央感染症指揮センターが相次いで謝意を表明した。

日本の茂木敏充外相は28日の記者会見で、「台湾は東日本大震災の時、いち早く義援金を募り、さまざまな支援をしていただいた」とし、国内の接種対象を上回る分のワクチンの台湾への提供について「しっかり検討していきたい」と述べた。

外交部は同日、報道資料を発表。自国も深刻なコロナ禍に見舞われている日本が自主的に台湾を支援する意向を示してくれたとし、「まさかのときの友こそ真の友」という言葉通りの友情が十分に発揮されたと喜んだ。

游氏は29日、自身のフェイスブックで「台湾は過去1年間、ワクチンの購入を試みてきたが、中国共産党に妨害されてきた」と指摘。台湾内での感染拡大が深刻化する中で伝えられた「日本の善意に感謝する」とつづった。

中央感染症指揮センターは29日、報道資料を通じ、「もし日本政府が手を差し伸べてくれるのなら、台湾はとてもうれしく思う」と感謝。一切は日本側の意向を尊重するとした上で、今後の手続きが早めに進められることを願った。

(鍾佑貞、温貴香、江慧珺/編集:塚越西穂)