台湾、ワクチン約3000万回分を調達=蔡総統

【政治】 2021/05/26 18:44 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蔡英文総統

蔡英文総統

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は26日、政府が新型コロナウイルスワクチンを3000万回分近く調達したことを明らかにした。海外からの購入分と国産分を含む。党主席(党首)を務める民進党の中央常務委員会で述べた。

同委の会議はオンライン形式で開かれた。同党の広報担当者が会議終了後に蔡総統の談話を伝えた。

蔡総統は会議で、政府が英アストラゼネカ、米モデルナ、ドイツのビオンテックと積極的に交渉を行っていることに言及。アストラゼネカやモデルナとは契約にこぎ着けたものの、ビオンテックについては一度は契約完了目前の状態に至りながら「中国の介入によって現在になっても契約できていない」と述べた。

ワクチンの調達について、中央政府が統括して行う方針や、製薬メーカーと直接契約または分配の国際的枠組み「コバックス」(COVAX)を通じて購入することなどの原則を説明した。

購入済みの約3000万回分は今後数カ月間にわたり毎月複数回に分けて台湾に到着する見通しだとした。

(葉素萍/編集:名切千絵)