警戒レベル第4級引き上げ「現時点では絶対にない」=陳指揮官/台湾

【政治】 2021/05/21 18:05 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中央感染症指揮センターの陳時中指揮官=疾病管制署の公式YouTubeチャンネルから

中央感染症指揮センターの陳時中指揮官=疾病管制署の公式YouTubeチャンネルから

(台北中央社)中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は21日の記者会見で、新型コロナウイルスに対する警戒レベルを最高レベルの「第4級」に引き上げる可能性について、「現時点では引き上げることは絶対にない」と強調した。

指揮センターが定める警戒レベルの目安では、第4級への引き上げ基準を「14日以内の国内感染者数が日平均100人以上かつ半数以上が感染源不明」の場合と定めている。第4級になれば、不要不急の外出▽家庭内での社会的距離確保またはマスク着用▽全ての集まりの中止▽生活維持や秩序維持、必要な医療、公務を除き、全面的に休業・休校ーなどの措置に従うことが求められ、感染状況が深刻な地域に対しては区域封鎖の措置が実施される。

陳指揮官は、現時点では感染源が不明な感染者は「4分の1に満たない」と説明した。

また、衛生福利部(保健省)の薛瑞元(せつずいげん)次長は20日、行政院院会(閣議)後の記者会見で、感染が拡大している特定の区域を封鎖する可能性を問われると、全ては条件と指揮センターの総合的な判断によって発表すると言及し、「各県市が第4級やロックダウンなどどいった話を前もってする必要はない」と述べた。行政院(内閣)の羅秉成(らへいせい)報道官は、地方政府が前もって準備をする心持ちであるのは良いことだとしつつも、実際の措置については指揮センターが統一して説明すると強調した。また、第4級に引き上げたとしても、必ずしもロックダウンを実施するとは限らないと補足した。

(張茗喧、江慧珺、陳俊華/編集:名切千絵)