台北、新北で一斉休校 保護者は休暇取得可 認めない雇用主に過料/台湾

【政治】 2021/05/17 19:09 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北、新北で一斉休校  保護者は休暇取得可  認めない雇用主に過料/台湾

(台北、新北中央社)台北市と新北市の両市は18日から28日まで、市内の小中高校を一斉休校とする。休校中はオンライン授業に切り替える。幼稚園や補習塾、放課後の児童預かり施設も休園、閉所となる。12歳以下の子供や高校生以下の障害児を世話する必要がある保護者は休校期間中、「防疫育児休暇」(防疫照顧假)を取得することができる。休暇中、雇用主には給与支払い義務は生じないが、休暇取得を認めなかった場合、労働基準法違反で最大100万台湾元(約389万円)の過料が科される。

労動部(労働省)によれば、子供の世話を目的として労働者が休暇を取得する場合、雇用主は休暇を欠勤として扱うことが禁じられる。また、事暇(無給の私用休暇)またはその他の休暇として処理することを強制してはならない。皆勤手当を差し引いた場合も処罰される。

新北市は、児童や園児を持つ保護者が家で世話をすることができない場合、小学校や幼稚園が基本的なケアを提供すると説明。また、市が実施している生活困窮家庭の子供を対象にした朝食・昼食の補助や、切迫した状況にある18歳以下の子供を対象にしたコンビニエンスストアでの食料無料配布も引き続き利用できる。

(陳怡璇、王鴻国/編集:名切千絵)