「台湾をWHO総会に」=米国務長官 行政院などが謝意を表明

【政治】 2021/05/08 19:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
行政院の羅秉成報道官

行政院の羅秉成報道官

(台北中央社)ブリンケン米国務長官が、世界保健機関(WHO)総会に台湾をオブザーバー参加させるようWHO事務局に要請したのを受け、行政院(内閣)と外交部(外務省)が8日、それぞれ謝意を表明した。

WHO総会は24日からオンライン形式で開催される。ブリンケン氏は7日に声明を発表し、台湾を除外する「正当な理由が見当たらない」と指摘。新型コロナウイルスを念頭に、台湾排除は「パンデミックを抑制し、将来的な健康危機を防ぐための国際的な取り組みに悪影響を及ぼす」と強調した。

行政院の羅秉成報道官は、台湾が医療・保健関連の国際機関への加入を切望してきたにも関わらず、中国の妨害で果たせずにいることに言及。米国や日本、フランスなどの主要国家の支持に「とても感謝している」と述べ、世界における台湾のイメージをより向上させ、理念の近い国家とのパートナーシップ深化を目指すと意気込んだ。

外交部は報道資料を通じ、米国は一貫して台湾のWHO参加を支持する姿勢を崩さず、今年はとくにこれまで以上に力が入っていると感謝。人類の健康のため、より多くの国が政治的立場を越えて台湾と共に努力してくれるのを歓迎すると呼び掛けた。

(頼于榛、鍾佑貞/編集:塚越西穂)