中華航空に過料約390万円 従業員検疫施設の監督不行き届きで/台湾

【政治】 2021/05/07 19:15 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
チャイナエアラインの乗組員が検疫施設として宿泊していた桃園市のホテル

チャイナエアラインの乗組員が検疫施設として宿泊していた桃園市のホテル

(台北中央社)中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は7日、従業員が検疫措置を受ける施設の管理に不行き届きがあったとして、チャイナエアライン(中華航空)に対し、100万台湾元(約390 万円)の過料を科すと明らかにした。同航空の乗組員が宿泊していた北部・桃園市のホテルに対しても、2件の感染防止規定違反で過料を科すと説明した。

同航空の乗組員を受け入れていたのは、桃園市の「台北ノボテル桃園国際空港ホテル」。同航空乗組員と同ホテルに関連する感染者は計28人に上っている。

同ホテルは1館と2館に分かれており、2館のみを検疫用ホテルとして市に申請していた。だが、申請をしていない1館の一部フロアを同航空従業員用の検疫フロアとしていたことが判明。さらに、同航空乗組員が滞在するフロアに一般客を宿泊させていたことも明らかになった。

認可を得ずに在宅検疫者を宿泊させていたとして、同ホテルに対し、感染症防止法違反で3000元(約1万2000円)以上、1万5000元(約6万9000円)以下の過料を科す。また、同一フロアに検疫者と一般客を混在させていた行為に対しては、発展観光条例違反で3万元(約12万円)以上、15万元(約57万円)以下の過料を科す。

(張茗喧、江慧珺/編集:名切千絵)