G7外相会合、共同声明で台湾に2度言及 台湾海峡安定の重要性を強調

【政治】 2021/05/06 12:47 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
G7外相会合に出席した各国代表=G7のツイッターから

G7外相会合に出席した各国代表=G7のツイッターから

(ロンドン中央社)英ロンドンで開かれた先進7カ国(G7)外相会合は5日、共同声明を発表し、世界保健機関(WHO)とWHO総会への台湾の参加を支持するとともに、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調した。外交部(外務省)によれば、G7外相会合が共同声明で台湾について言及したのは初めて。外交部は大きな歓迎を示し、台湾に対するG7メンバー国の固い支持と評価に感謝した。

台湾への言及があったのは「中国」と「東シナ海・南シナ海」の2つの項目。外交部は、WHO総会の開催を前にG7の外相が共同で台湾を支持したことの意味は「とりわけ大きい」と喜びを示した。今年のWHO総会は今月24日にオンライン形式で開幕する。

国際社会が台湾海峡の平和と安定の重要性に触れるのは、先月16日の日米共同声明に続くものとなった。G7外相会合の共同声明では「緊張を高め、地域の安定を破壊する恐れのあるいかなる一方的行動にも強く反対する」と改めて表明した。

今年のG7は英国が議長国を務め、外相会合は3日から5日までの3日間の日程で開かれた。カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、米国、英国のメンバー国7カ国の外相と欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表が集った。今年の会合には韓国、インド、オーストラリア、南アフリカの外相と東南アジア諸国連合(ASEAN)の今年の議長国を務めるブルネイの第2 外相も招かれ、ゲスト国として出席した。

(戴雅真/編集:名切千絵)