文化部の国際映像配信事業、中央社が受託 動画を通じて台湾の存在感向上へ

【政治】 2021/05/05 13:05 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
文化部の国際映像配信事業、中央社が受託 動画を通じて台湾の存在感向上へ

文化部の国際映像配信事業、中央社が受託 動画を通じて台湾の存在感向上へ

(台北中央社)文化部(文化省)は5日、海外向けのインターネット映像配信事業について、中央通訊社(中央社)に実施を委託すると発表した。4日の審査委員会で決定した。中央社は、自由で開かれた多元的な台湾社会の姿をデジタルコンテンツやSNS(交流サイト)で紹介することで、国際社会における台湾の存在感や信頼を高めたいとしている。

国際映像配信事業は、台湾の声を世界に届けることを目的とする。中央社によれば、海外向けに台湾の民主主義政治や経済、産業、科学技術の発展、歴史、文化、グルメ、旅行、生態、環境などに関連する動画を配信する計画で、言語は現時点では英語を中心とする予定。経済や観光、文化などの各分野で世界との交流を深めることで、国際連携や地域の安定につなげるのが狙い。

中央社は「ニューメディア動画ナショナルチーム」をコンセプトに、「公共メディア」、「民間メディア」、「非政府組織(NGO)、基金会、社団法人、政府機関」を3つの柱として各所と共同で事業を推進し、多岐にわたるジャンルの映像を制作していくと意欲を示した。

中央社は昨年9月、国際映像配信事業の準備事業を文化部から受託。英語版の公式フェイスブックで海外向けにニュース映像を配信している。

中央社は国家通信社として「中央通訊社設置条例」に基づき、3つの任務を負う。任務の内容は、国内外のニュースを報道し、マスメディアにサービスを提供する▽海外へのニュース配信業務を実施し、台湾に対する国際社会の理解を促進する▽海外の通信社との連携を強化し、国際的なニュース交流を増進する―。中国語、英語、日本語の3言語版のウェブサイトを運営し、世界に向けてニュースを配信している。

(趙静瑜/編集:名切千絵)