「台湾をWHO総会に」米上下院外交委の呼び掛けに議員ら100人超が呼応

【政治】 2021/04/28 16:22 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
WHO総会の会場

WHO総会の会場

(ワシントン中央社)世界保健機関(WHO)の年次総会を来月に控えた27日、米上下院の外交委員会委員長が各委の公式ツイッターを通じ、台湾のWHO総会参加を支持する姿勢を表明した。すでに100人以上の超党派議員が呼応し、台湾の参加を促す決議案を可決するよう連邦議会に呼び掛けている。

下院外交委員会のグレゴリー・ミークス委員長(民主党)は、コメントで台湾の新型コロナウイルス対策に言及し、台湾の経験を共有することでパンデミック(世界的大流行)を乗り越えられると強調。上院外交委員会のロバート・メネンデス委員長(同)は、台湾を国際社会から排除する北京当局のやり方はパンデミックの収束と対応を妨げるとつづった。

メネンデス氏は3月、台湾がオブザーバーとしてWHO総会に参加できなかった場合、国務省長官に米側の今後の方針や改善策に関する説明を求める法案をジェームズ・インホフ議員(共和党)と連名で上院に提出している。一方、下院外交委員会では3月下旬、ブラッド・シャーマン氏(民主党)とヤング・キム氏(共和党)が提出した、台湾のオブザーバー参加を支援するよう国務省長官に求める法案が全会一致で可決された。

今年のWHO総会は5月24日、オンライン方式で開催される。ツイッターを通してWHO総会への台湾の参加を促す運動は、日米など19カ国の議員らが参加する「対中政策に関する列国議会連盟」(IPAC)が主導しており、日本や欧州などの議員からも声援が寄せられている。

(江今葉/編集:塚越西穂)