特急脱線事故 交通相、今月20日付で引責辞任へ/台湾

【政治】 2021/04/15 18:42 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
林佳龍交通部長(手前)

林佳龍交通部長(手前)

(台北中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)の特急列車タロコ号の脱線事故を受け、林佳龍(りんかりゅう)交通部長(交通相)が20日付で引責辞任することが分かった。行政院(内閣)の羅秉成報道官が15日、明らかにした。

脱線事故は2日午前、東部・花蓮県で発生。49人が死亡し、台鉄の事故としては過去40年で最大の惨事となった。林氏は4日までに蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)らに辞意を伝えていたが、事故の対応を優先すべきとする蘇氏や蔡英文(さいえいぶん)総統の意向もあり、承認が見送られていた。

羅氏によれば、事故現場の復旧作業が一段落したのに伴い、蘇氏が13日、今後の進退について林氏と話し合い、本人の辞意が固いことを確認。14日に蔡総統に報告した上で、辞任を承認した。現時点で後任は未定で、後日改めて発表されるという。

(頼于榛/編集:塚越西穂)