米、台湾との接触制限を大幅に緩和 外交部「相互関係の新ページ」と歓迎

【政治】 2021/04/10 14:08 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
旧中華民国大使公邸「雙橡園」

旧中華民国大使公邸「雙橡園」

(ワシントン、台北中央社)米国務省が、米国と台湾の政府間交流に設けていた自主規制を緩和する新たな指針を策定したのを受け、総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官は10日、喜ばしいことだと歓迎し、台米間の交流がより緊密になることに期待を示した。

外交部(外務省)も同日、歓迎のコメントを発表。断交後の台湾との関係のあり方を定めた「台湾関係法」が制定されてから42年目となる今年、相互関係の新たなページが開かれると強調し、より一層のパートナーシップ強化に期待寄せた。

米国務省の新たな指針では、これまでは認められていなかった、米連邦政府庁舎や駐米国台北経済文化代表処(大使館に相当)での実務者レベルの会合が可能となる。また、旧中華民国大使公邸「雙橡園」で催されるイベントにも、特定の重大行事を除けば、米政府当局者の参加が認められる。プライス報道官が9日に発表した。

外交部は、指針の内容は米側から事前に通達があったと説明し、台湾に対する堅固で盤石な約束を米国務省が行動で示したとして歓迎の意を表明した。

(江今葉、鍾佑貞/編集:塚越西穂)