台湾、パラオとの団体観光往来再開 第1陣出発 パラオ大統領が同乗

【政治】 2021/04/01 18:16 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
報道陣に手を振るパラオのウィップス大統領

報道陣に手を振るパラオのウィップス大統領

(桃園空港中央社)台湾とパラオが構築した観光往来再開の枠組み「トラベルバブル」を利用したツアーの第1陣が1日午後、桃園国際空港を出発した。先月28日から訪台していたパラオのウィップス大統領は台湾の旅行客と共に同便に搭乗し、台湾訪問を終えた。

パラオは中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ太平洋の島国。トラベルバブルは団体旅行に限って観光往来を再開させるもので、両国とも新型コロナウイルスの抑え込みに成功していることから、枠組みの構築に合意した。参加者は出発前に空港で検査を受けて陰性が確認される必要があるが、帰国後の在宅検疫は免除される。旅客機はチャイナエアライン(中華航空)が運航する。

ツアー第1陣には台湾の旅行客100人が参加。パラオに向かう便にはウィップス大統領を含むパラオの外交使節団23人も同乗した。

参加者は午前8時ごろに桃園空港に到着し、同50分ごろからグループごとに順番にPCR検査を受けた。中央感染症指揮センターによれば、乗客計123人は検査の結果、全員陰性だった。参加者を乗せた旅客機は定刻の午後2時半より遅れて出発し、同3時18分に桃園空港を離陸した。

第1陣は4日現地時間午後7時50分にパラオを出発し、同10時50分に台湾に到着する予定。

▽ウィップス大統領「台湾とパラオの関係は貴重で安定」

パラオのウィップス大統領は1日午後、桃園空港で談話を発表し、「台湾とパラオの関係は貴重で、安定している」と述べた。

ウィップス氏は「われわれには勇敢に一歩を踏み出さなければならない時がある。きょうの便がその一歩だ」と言及。訪台期間中には多くの収穫があり、新たなパートナー関係を築けただけでなく、台湾人の愛と情熱を感じたと話した。

(葉臻/編集:名切千絵)