パラオ大統領、台湾のイセエビ養殖場を訪問 技術導入と連携に意欲

【政治】 2021/03/31 19:22 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
メディアの取材に応じるパラオのウィップス大統領

メディアの取材に応じるパラオのウィップス大統領

(高雄中央社)台湾を訪問しているパラオのウィップス大統領は31日、南部・高雄市のイセエビ養殖場を見学し、新技術の導入と業者とのパートナーシップ締結に意欲を示した。

ウィップス氏が訪れたのは、ケブカイセエビの海水養殖などを行う旭海安溯水産。責任者の黄国良氏によると、パラオ名物のロブスターは天然物で、水産資源の持続可能な利用を目指すウィップス氏は、養殖技術に高い興味を示していたという。

パラオは中華民国(台湾)が外交関係を結ぶ南太平洋の島国。双方とも、新型コロナウイルスの感染の抑え込みに成功していることから、互いに入国規制を緩和して観光往来を再開させる「トラベルバブル」が4月1日に始動する。これに合わせる形で今月28日に訪台したウィップス氏は、蔡英文(さいえいぶん)総統と会談するなど精力的に活動しており、トラベルバブルを利用したパラオ行きの第1便に搭乗して帰国する予定。

報道陣の取材に応じたウィップス氏は、台湾からの団体客受け入れについて、観光当局が各景勝地に書簡を送り、コロナ前のように「いかなる制約も設けないよう」求めたと説明し、パラオ観光を「心から歓迎」する姿勢を強調した。

(王淑芬/編集:塚越西穂)