【独自】パラオツアー第1陣、早ければ4月初旬に出発か 台湾当局「交渉中」

【政治】 2021/03/12 18:34 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
パラオの海=同国観光局のフェイスブックから

パラオの海=同国観光局のフェイスブックから

(台北中央社)台湾(中華民国)が国交を結ぶ太平洋の島国、パラオとの間で進めている観光往来再開の枠組み「トラベルバブル」について、台湾からパラオを訪れるツアー第1陣が早ければ4月初旬にも出発することが分かった。関係者が12日、中央社に明らかにした。これに対し、台湾で新型コロナウイルス対策を担う中央感染症指揮センターの荘人祥報道官は同日の記者会見で、この構想があることを認めた上で、関連の感染防止措置は計画、交渉中で、「まだ決まっていない」と説明した。

パラオとのトラベルバブル実施について、荘報道官は7日、視察のために医師をパラオに派遣したと説明。指揮センターは8日に交通部(交通省)や外交部(外務省)とパラオとのトラベルバブルに関して話し合い、方向性をまとめた。また、パラオのオルカリール駐台大使は10日、台湾とのトラベルバブル開始に合わせてウィップス大統領が訪台することを明らかにし、時期については「3月末か4月初旬になるだろう」との見通しを示した。

関係者によれば、台湾とパラオの交渉は最終段階に入っているという。ツアー参加については6カ月以内の海外渡航歴や在宅隔離または在宅検疫の記録、感染歴がないことなどが条件になるとした。一方、認証の方法は、関係部門が検討中だと語った。

台湾とのトラベルバブル開始に向けて、パラオ側も準備を進めている。パラオ観光局台湾弁事所の雷均代表は、ホテル8軒と飲食店約10軒がトラベルバブルの旅行客受け入れに関する訓練や認証を済ませたと明らかにした。

(余暁涵、張茗喧/編集:名切千絵)