駐日代表「善の循環」による台日関係の発展に期待 震災10年イベントで

【政治】 2021/03/12 12:58 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「東日本大震災10年目復興感謝の集い」であいさつする謝駐日代表

「東日本大震災10年目復興感謝の集い」であいさつする謝駐日代表

(東京中央社)台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)は11日、東京都内で開かれた「東日本大震災10年目復興感謝の集い」に出席した。謝氏は日本語であいさつし、この10年間で自然災害時に助け合う「善の循環」が形成されたと述べ、この精神に基づく「心通う台日関係」のさらなる発展に期待を寄せた。

震災発生時に多大な支援を寄せた台湾に感謝しようと、愛知和男元防衛庁国務大臣が発起人となって開催された同イベント。9~11日の3日間にわたって日本舞踊やコンサート、茶道デモンストレーションなどが繰り広げられ、最終日の11日には、地震発生時刻に合わせて黙とうがささげられた。

報道陣の取材に応じた謝氏は、東日本大震災は不幸な事件だが、あの時から台日双方は「運命共同体」であるという意識が高まったと指摘し、どちらかが災難に見舞われた時、自然と助け合うのは「非常に尊い精神」だと強調した。また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う相互支援や、中国に輸入を禁止された台湾産パイナップルを買って応援しようとする動きが日本で広まっていることなどを挙げ、これらは皆、善の循環の広がりだとの考えを示した。

イベントは、緊急事態宣言延長を受けて無観客開催となり、催事の様子は無料でライブ配信された。

(楊明珠/編集:塚越西穂)