大震災から10年 駐台代表、台湾に改めて感謝 5県産食品「安全」と強調

【政治】 2021/03/10 18:23 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
東北友情特別展の記者会見であいさつする日本台湾交流協会台北事務所の泉代表

東北友情特別展の記者会見であいさつする日本台湾交流協会台北事務所の泉代表

(台北中央社)日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表(大使に相当)は10日、東日本大震災発生から10年を迎えるのに合わせて台北市内で始まった「東日本大震災から10年、東北友情特別展」の記者会見に出席した。泉代表は「日本が最も暗い闇の中にあったとき、台湾が温かい手を差し伸べてくれたことを決して忘れない」と中国語で述べ、当時の支援に改めて謝意を示した。

同展は、台湾の人々に震災支援への謝意や東北の今を伝えるのを目的として同協会が主催。文化スポット「華山1914文化創意園区」で催され、東北の人々のメッセージや日本の漫画家による感謝色紙などが21日まで展示される。

泉代表は会見後の取材で、東京電力福島第1原発事故以降、台湾が続けている福島など5県産食品の輸入禁止措置に言及した。被災地の人々が非常に気に掛けているとした上で、食品は非常に安全だと強調。一方、今後どうするかは台湾政府が決めることだとした。

福島など5県産食品を巡っては、18年11月の国民投票で、措置の継続が賛成多数で可決された。投票から2年間は変更できないと定められているが、20年11月にその期限を迎えた。

(鍾佑貞/編集:楊千慧)