対中政策新トップが就任 92年コンセンサス「受け入れられない」/台湾

【政治】 2021/02/23 16:00 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
邱太三・大陸委員会主任委員

邱太三・大陸委員会主任委員

(台北中央社)対中政策を所管する大陸委員会トップの主任委員(閣僚)に23日、邱太三・前法務部長(法相)が就任した。邱氏はあいさつで、新型コロナウイルス後には両岸(台湾と中国)の交流再開が必要だとし、中国との関係回復に向け、力を尽くす姿勢を示した。

就任式後、メディアの取材に応じた邱氏は、1992 年に台湾と中国が「1つの中国原則」を認め合ったとされる「92年コンセンサス」について、習近平国家主席が2019年1月に提示した統一に向けた台湾政策を念頭に、中国大陸側が新たな解釈を付け加えてから、台湾人にとって受け入れられないものになったと指摘。双方が実務的な判断をし、交流できることに期待を寄せた。

邱氏は民進党の陳水扁政権下で大陸委員会副主任委員を担当。蔡英文政権下では法務部長、総統府直轄の国家安全会議諮問委員を歴任した。

(賴言曦/編集:楊千慧)