台湾でここ数日、「這位先生」(この方)というキーワードがSNS(交流サイト)を中心にブームとなっている。発端となったのは、中国で対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の報道官が台湾の新型コロナウイルス対応を取りまとめる中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官を「這位先生」と呼んで批判したことだ。蔡英文(さいえいぶん)総統もフェイスブックでこのワードを用い、この方は「台湾の防疫指揮官」だと中国への皮肉を込めて紹介。コロナ対応に尽力する全ての人にエールを送った。
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