台湾の海軍、新しい国産攻撃艇を初公開

【政治】 2021/01/27 19:43 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
海軍陸戦隊(海兵隊)が新しく導入した国産攻撃艇M109

海軍陸戦隊(海兵隊)が新しく導入した国産攻撃艇M109

(高雄中央社)中華民国海軍は27日、南部・高雄市の左営軍港で訓練を実施し、海軍陸戦隊(海兵隊)が新しく導入した国産の攻撃艇M109をメディアに初公開した。主に港湾の防衛や偵察巡視に当たるという。

海軍によると、M109は全長11.2メートル、幅3.2メートル、重さ4トン、最高速度46ノット(時速約85キロ)で、定員は武装した兵士8~10人。高強度複合材料が用いられており、銃座や座席は取り外しが可能で、任務や状況に応じて位置を調整できる。台湾の巡視艇メーカー「罡旻」(Karmin、屏東県)が、各国特殊部隊のボートや台湾周辺海域の状況を参考に設計、建造した。

機関銃や擲弾發射器などが装備されているほか、今後は、レーダーが海上で正体不明の目標を捉えた時、位置の特定や映像の分析ができるサーモグラフィーカメラも搭載される予定で、軍事目的だけでなく、災害救助への応用も期待される。

この日の訓練は、旧正月(春節)の連休期間(2月10~16日)における警備強化に向けたもので、機雷敷設艇や機雷掃討艇も出動したほか、政府系研究機関、国家中山科学研究院が自主開発した水雷「万象」4種も公開展示された。

(游凱翔/編集:塚越西穂)