蔡総統、訪台中止の米国連大使とオンライン対談 台湾の国際参加拡大へ意見交換

【政治】 2021/01/14 16:34 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
オンライン対談した蔡総統(右)とクラフト米国連大使=総統府提供

オンライン対談した蔡総統(右)とクラフト米国連大使=総統府提供

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統が14日、訪台が中止となったケリー・クラフト米国連大使とオンライン対談した。総統府が報道資料で明らかにした。蔡氏は、クラフト氏と台湾で対面できる日が来ることに期待を示すとともに、引き続き国連や関連会議などへの参加を目指す姿勢を強調し、米国の支持を求めたという。

クラフト氏は13~15日の日程で訪台することが決まっていたが、米国務省が12日、高官の外遊中止を発表。これにに伴ってクラフト氏の予定もキャンセルされた。14日の対談にはフェイス国務副次官補も参加し、台湾の国際参加や台米間の協力強化などについて意見を交換した。

クラフト氏は対談後、自身のツイッターを更新し、台湾について、新型コロナウイルス対策や保健衛生、科学技術、先端技術など多くの分野で世界の手本だと称賛。その上で、中国の妨害によって、これらの成果を世界保健機関(WHO)総会などで分かち合えないと指摘し、友人かつパートナーとして永遠に台湾の側に立つ米国の姿勢を蔡氏に「明確に伝えた」とつづった。

(温貴香/編集:塚越西穂)