グアム知事、台湾との関係は「非常に貴重」 患者がチャーター機で訪台

【政治】 2021/01/11 18:51 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
グアム国際空港に到着したチャイナエアライン(中華航空)機(写真=駐グアム台北経済文化弁事処提供)

グアム国際空港に到着したチャイナエアライン(中華航空)機(写真=駐グアム台北経済文化弁事処提供)

(ジャカルタ、桃園空港中央社)台湾の医療機関を受診する米領グアムの患者らを乗せたチャイナエアライン(中華航空)の人道チャーター便が11日夕、桃園空港に到着した。出発前にグアム国際空港で開かれた式典でグアムのルー・レオン・ゲレロ知事は、台湾の協力に感謝を示した上で、台湾との関係は「非常に貴重」だと述べた。

チャーター機は駐グアム台北経済文化弁事処(領事館に相当)がグアム政府などと協力して実現させた。同便には患者5人とその家族4人、サイパン島に残っていた台湾人を含む乗客計47人が搭乗し、現地時間午後3時半(台湾時間午後1時半)ごろにグアムを出発した。

ゲレロ知事はあいさつで、米国務省が9日に台湾との交流制限を撤廃したことにも触れ、平和や民主主義を推進するグアムと台湾のパートナー関係を強化するだけでなく、新型コロナウイルスの課題を超えたより多くの経済、政治協定を進展させることができるとして期待を示した。

陳盈連弁事処長は、「このチャーター機第1便は最後ではなく、始まりに過ぎないと信じている」と述べ、グアムとの交流促進を願った。

外交部(外務省)によると、グアムー台北間の直行便は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で昨年3月から運休しており、台湾での治療を予定していた患者が渡航できない状態が続いていた。

(石秀娟、呉睿騏/編集:名切千絵)