蔡総統、香港にエール「まだ絶望する時ではない。台湾が応援し続ける」

【政治】 2020/12/03 12:04 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
2日午後、与党・民進党の会合に出席する蔡総統

2日午後、与党・民進党の会合に出席する蔡総統

(台北中央社)香港の民主活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏らに実刑判決が言い渡されたのを受け、蔡英文(さいえいぶん)総統は2日、フェイスブックで、「今はまだ絶望する時ではない。民主主義の台湾が必ずや香港人を、民主主義を応援し続ける」と香港の人々にエールを送った。

蔡総統は、実刑判決を下された黄氏ら3人は、民主主義を目指す香港の人々の集団の意志を表すものだとし、「非常に遺憾だ。この判決は香港人の民主化の訴えを再び権威主義で抑えつけた」と批判した。

また、台湾もかつて民主化のために戦ったことに触れ、「われわれは恐れがあるからといって心の中の理想の台湾を忘れることはなかった。暗い夜はいつかは過ぎ去り、夜明けは必ずやってくる」と香港の人々を激励した。

▽大陸委、遺憾を表明 「異分子を排除する行為」

台湾で対中政策を担当する大陸委員会は2日、声明を出し、関心と遺憾を表明した。また、今回の判決を「関係当局が異分子を排除する行為であり、香港の自由や安定、繁栄を破壊するものだ」と指摘した。

(葉素萍、呉柏緯/編集:名切千絵)