(台北中央社)空軍は2日、中国人民解放軍の軍用機延べ8機が同日、台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表した。中国軍が台湾周辺での活動を活発化させた9月中旬以降で32回目となり、1日の進入数としては3番目に多い。
飛来したのは、Y8対潜哨戒機1機、Y8情報収集機1機、Su-30戦闘機延べ2機、殲16戦闘機延べ2機、殲10戦闘機延べ2機。
国防部(国防省)が公表した飛行ルートによると、殲16戦闘機は台湾のADIZの西の境界線に沿ってADIZ内を飛行した。
空軍は上空で待機していた部隊を派遣し、無線での警告や地対空ミサイルによる監視で対応したとしている。
(游凱翔/編集:名切千絵)