中国がフィジーで暴力「国際社会に証拠示す」=蘇行政院長/台湾

【政治】 2020/10/20 15:50 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
フィジーで開かれた国慶節祝賀パーティーの様子=駐フィジー台北商務弁事処のフェイスブックから

フィジーで開かれた国慶節祝賀パーティーの様子=駐フィジー台北商務弁事処のフェイスブックから

(台北中央社)駐フィジー台北商務弁事処(大使館に相当)が8日に現地のホテルで開いた双十国慶節(中華民国の建国記念日)を祝うパーティーに中国の大使館職員2人が乱入し、台湾の職員にけがを負わせた問題で、蘇貞昌(そていしょう)行政院長は20日、中国の乱暴な行動を「厳しくけん責する」とし、「証拠を国際社会に示す」姿勢を示した。

外交部(外務省)によれば、中国の職員が押し入ろうとしたのを台湾の職員が制止しようとしたところもみ合いとなった。結果、台湾の職員が1人、軽い脳振とうを起こした。中国側はこれについて、台湾側の挑発が発端となったとしており、国慶節の祝賀パーティーの開催は「一つの中国」原則に反しているとの考えを示した。

中国の好戦的な外交姿勢は「戦狼外交」と呼ばれており、呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)は、中国がこれによって全世界から反感を買っていると指摘。同処はフィジーの外務省や警察への説明を全て終わらせており、物証なども提出したと報告した。

(王揚宇、范正祥、陳韻聿/編集:楊千慧)