台湾産果物の対日輸出、今年上半期272%増=農業委員会

【政治】 2021/09/22 17:11 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾産パイナップル

台湾産パイナップル

(台北中央社)中国が台湾からバンレイシ(釈迦頭)とレンブの輸入を停止したのを受け、行政院(内閣)農業委員会の陳吉仲(ちんきちちゅう)主任委員(閣僚)は22日、台湾産の生鮮冷蔵果物の今年上半期の輸出について、中国以外の市場への輸出量が前年同期比137%増加したと自身のフェイスブックで明らかにした。日本向け輸出の伸びが最も大きく、同272%増だった。仕向け先分散化の成果が現れていると自信を見せた。

中国は20日、台湾から輸入したバンレイシとレンブから害虫のカイガラムシが繰り返し検出されたとして、この2つの果物の輸入を停止した。

同委の統計によれば、今年1~6月の日本向け輸出量は1万9745トン。前年同期は5304トンだった。

また、今年1~6月までの中国以外の市場への輸出量は3万3869トンに上り、中国市場の2万4959トンを上回った。

陳氏は「台湾の果物は世界水準の品質を誇り、各国の消費者に愛されている」とつづり、海外向けPRを引き続き強化し、市場の分散を図ることで、中国依存のリスクを回避していく考えを示した。

(呉欣紜/編集:名切千絵)