蔡総統「台日友好は揺るがない」 日本提供のワクチン第3陣が台湾到着

【政治】 2021/07/15 17:52 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
桃園国際空港でワクチンを載せた航空機を出迎える中央感染症指揮センターの陳指揮官(中央)ら

桃園国際空港でワクチンを載せた航空機を出迎える中央感染症指揮センターの陳指揮官(中央)ら

(台北、桃園空港中央社)日本から提供された新型コロナウイルスワクチン第3陣が台湾に到着したのを受け、蔡英文(さいえいぶん)総統は15日、台湾と日本はコロナの挑戦に際し、互いに必要な時に手を差し伸べ、助け合うことができるとし、「台日の友好関係が固く揺るがないことの表れだ」との考えを示した。総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官が明らかにした。

日本が提供した英アストラゼネカ製ワクチン約97 万回分は15日午後、台湾に到着した。日本の提供数は先月4日の約124万回分、今月8日の113万回分と合わせると、計約334万回分に達する。

張報道官は、総統府として日本政府のタイムリーな支援に心から感謝すると表明。台湾の人々も深く感動していることだろうと述べた。また、東京五輪の開幕が23日に迫る中、蔡総統は大会の成功を願い、各国の有力選手が集うことでウイルスと闘う人類の決意が共に示されることを期待していると説明した。

▽ ワクチン到着 コロナ指揮官が空港で迎える

日本が提供した新型コロナウイルスワクチンは15 日午後1時45分、桃園国際空港に到着した。空港では中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官らがワクチンを載せた航空機を出迎えた。

陳指揮官は日本からのワクチン提供に対し「われわれは心から感謝している。とてもうれしい」と謝意を示し、台湾と日本の友情が長く続くことを信じていると述べた。

陳指揮官によれば、日本が台湾に提供した約334万回分のワクチンは、台湾の人口の約15%をカバーできる量に相当する。医療従事者の努力によって1回分で1.07~1.10人に接種可能であるため、約360万人に打てる計算だという。

(溫貴香、呉睿騏、葉臻/編集:名切千絵)