台湾のドリンク専門店市場規模2300億円超 各社、差別化で攻勢かける

【経済】 2021/09/06 16:56 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾のドリンク専門店(中央社資料写真)

台湾のドリンク専門店(中央社資料写真)

(台北中央社)財政部(財務省)の統計によると、台湾の2020年のドリンク専門店の市場規模は前年比約5.6%増の約580億9000万台湾元(約2320億円)に達した。各社は差別化を図ろうと、ブランディングを積極的に進めている。

同部の統計によれば、ドリンク専門店(かき氷店など冷たいスイーツ店を含む)の市場規模は過去10年で約3倍に成長。2010年は約197億8000万元(約790億円)だった。店舗数も2010年の1万1273軒から2020年には2万281軒と大きく増加した。

台北市の繁華街・敦北エリアに先月末に1号店を出店した新ブランド「&TEA」は台湾の食材を使ったドリンクを特色とし、会社員をターゲットに売り込みを図る。チョコレート味のチーズフォームをのせたティードリンクなどを出し、差別化を狙う。

英国紅茶専門店「古典玫瑰園」が手掛けるドリンクブランド「先喝道」はプレミアム路線を打ち出し、すみ分けを図っている。倪中慧総経理(社長)は、古典玫瑰園の30年の経験で培った顧客体験のエッセンスと茶葉に対する最高レベルの基準によって、高品質なドリンクを親しみやすい価格で販売していると話す。人気商品のバラのブレンドティーは7月末までに100万杯を売り上げたという。

(余曉涵/編集:名切千絵)