台湾エネルギー企業4社がチーム結成 洋上風力発電で競争力向上目指す

【経済】 2021/07/05 19:10 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中央社資料写真

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(台北中央社)政府が推進している洋上風力発電の設置拡大政策に合わせ、台湾のエネルギー関連企業4社は共同出資で「洋上風力発電台湾チーム」を結成し、北部・苗栗県でのウインドファーム(集合型風力発電所)開発に取り組む。洋上風力発電事業を手掛ける上緯新能源(台北市)が5日、発表した。洋上風力発電市場における台湾の競争力向上とアジア市場進出を狙う。

チームを結成したのは上緯新能源、天力離岸風電、永冠能源、雲豹能源の4社。いずれも台北市に本社を置き、風力発電の開発や発電設備の製造などに携わっている。

上緯新能源は昨年9月、大型ウインドファームを苗栗沖に開発する計画の始動を発表。設備容量は4.4ギガワットで、約450万世帯分の電力需要に相当する。この計画に対して複数の企業が関心を示したことから、チーム結成につながった。洋上風力発電の自主開発やサプライチェーンの国産化実現を目指す。

蔡英文(さいえいぶん)政権は再生可能エネルギーの推進に力を注いでおり、風力発電の設備容量を2025年までに5.7ギガワットに引き上げる目標を掲げている。

(曽智怡/編集:荘麗玲)