在台湾の米国商工会議所、米台BTA締結に期待 年次白書で提言

【経済】 2021/06/23 19:19 文字サイズ: 字級縮小 字級放大

在台湾の米国商工会議所、米台BTA締結に期待 年次白書で提言

在台湾の米国商工会議所、米台BTA締結に期待 年次白書で提言

(台北中央社)台湾に進出する米企業でつくる在台湾米国商工会議所は23日、台湾のビジネス環境に関する意見をとりまとめた「2021年台湾白書」を発表した。今年は、双方の通商関係強化を目指す「台湾商業イニシアチブ」(TCI)が盛り込まれており、アンドリュー・ワイレガラ会頭は、相互貿易協定(BTA)締結や貿易投資枠組み協定(TIFA)に基づく協議再開に期待を示した。

白書は、オンライン記者会見で発表された。ワイレガラ氏はTCIについて、6項目の戦略を通じて経済・貿易分野における米台関係を強化する計画だと説明。昨年11月に始まった「台米経済繁栄パートナーシップ対話」の対象を拡大し、より多くの民間企業の参加を可能にするよう米国務省に求めているほか、米通商代表部(USTR)や台湾の経済部(経済省)に対しても、交流深化に向けた官民連携のプラットフォーム構築などを提案しており、最終的にBTA締結の実現を目指す。

TIFAに基づく協議は、1995年から2016年にかけて台北とワシントンで交互に計10回行われたが、ラクトパミン(飼料添加物)を使用した米国産豚肉の扱いを巡って立場が対立し、2017年以降中断していた。双方は今月10日、4年ぶりの協議再開で合意に至っており、ワイレガラ氏は、米台関係は今まさに、プラスの方向に向かって発展していると強調した。

(曽智怡/編集:塚越西穂)