日本でネット販売の台湾パイン、中国産と誤解 「宣伝写真の誤用」=輸出業者

【経済】 2021/04/06 18:38 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾産パイナップル

台湾産パイナップル

(台北中央社)日本のネットショップで販売されている台湾産パイナップルが中国産と疑われ、ネット上で騒ぎになった問題について、この業者は5日、中央社の取材に応じ、取り扱っている商品は台湾産だと強調した。騒動については、宣伝写真の誤用があったとし、パイナップルが台湾産であることを示す検疫証明もサイトで公開した。

騒動は大阪府の小売業者、ユアーショップの通販サイトに掲載された台湾パイナップルの外箱の写真に、中国の業者名が入っていたことが台湾の大手紙で取り上げられたことが発端となり、それが日本語でも拡散され議論を巻き起こした。

同店役員は中央社の取材に対し、写真は生産者側から提供されたものだったと説明。パイナップルの販売は初めてで、見分けがつかず、誤解を招いてしまったという。写真はすでに差し替えられた。

行政院(内閣)農業委員会国際処の林家栄処長は、新型コロナウイルスの影響で段ボールの価格が高騰していることに加え、中国向けの段ボールを突然の輸入停止で持て余したために、他国への輸出にそのまま使った業者がいる可能性があると指摘した。

林処長は、台湾産パインのイメージを損なわないようにするため、他国への輸出用の外箱に中国向けの段ボールを使用しないよう台湾全土の輸出業者に通達したとしている。

(張雄風/編集:荘麗玲)