米駆逐艦と中国軍機が同日台湾周辺に

【両岸】 2021/04/08 13:53 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中国軍の殲16戦闘機(上、国防部提供)と米海軍ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」(米第7艦隊のウェブサイトから)

中国軍の殲16戦闘機(上、国防部提供)と米海軍ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」(米第7艦隊のウェブサイトから)

(台北中央社)米海軍は7日、第7艦隊所属のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」が同日、台湾海峡を通過したと発表した。この日は中国の軍用機計15機が台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入したほか、空母「遼寧」の艦隊が台湾周辺の海域で演習を実施していた。

国防部(国防省)や米軍が公開した資料に基づけば、米軍艦が台湾海峡を通過するのは、1月20日のバイデン政権発足後4回目。米第7艦隊は報道資料で、「自由で開かれたインド太平洋への約束を示す」ための行動であるとし、国際法が許す地域での飛行や航海を続ける米国の姿勢を強調した。

一方、台湾のADIZに進入した中国の軍用機は運8対潜哨戒機1機、空警500早期警戒管制機2機、殲16戦闘機4機、殲10戦闘機8機。中国軍機が台湾周辺を飛行するのは4月に入って5回目。

中国海軍の空母艦隊は、沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に入ったのを3日、日本の防衛省統合幕僚監部が確認した。これについて国防部の張哲平(ちょうてつへい)副部長は7日、立法院(国会)外交・国防委員会で定例訓練だとの見解を示した上で、国軍は周辺海空域の情勢を把握し、適切に対処すると述べた。

(鍾佑貞/編集:塚越西穂)