中国軍機18機が中間線越え、台湾南西の空域に進入=米国務次官訪台中

【両岸】 2020/09/18 17:40 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中国軍機の動きを示すイメージ図=国防部提供

中国軍機の動きを示すイメージ図=国防部提供

(台北中央社)国防部(国防省)は18日、人民解放軍の軍用機18機が同日午前、台湾海峡の中間線を越え、台湾南西の空域に進入したと発表した。公式サイトで情報を公開した。空軍は空中哨戒やスクランブル(緊急発進)などで対応したほか、無線での警告、地対空ミサイルによる追跡、監視などを行ったとしている。

国防部が公表したイメージ図によると、台湾の南西や北西の空域に出現したのは、H6爆撃機2機、殲16戦闘機8機、殲11戦闘機4機、殲10戦闘機4機。殲16、殲11、殲10が台湾海峡の中間線を越え、H6、殲16が台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入した。

キース・クラック米国務次官が17日午後から台湾を訪れており、中国で対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室は16日、台湾問題は「中国の内政」であり、「外部勢力」の干渉は許さないと反発していた。中国国防部(国防省)の任国強報道官は18日、人民解放軍東部戦区が同日から台湾海峡一帯で実戦演習を実施すると発表した。

▽総統府「中国の国際的イメージに無益」

総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官は18日午後、北部・新北市で李登輝元総統の告別追悼礼拝のリハーサルに出席した際、報道陣の取材に対し、中国の各種の軍事的挑発行為について、「中国の国際的イメージには無益」だと非難した。その上で中国に対し、自制を呼び掛けた。

(陳韻聿/編集:名切千絵)