呂元副総統、国民党に訪中取りやめを呼び掛け/台湾

【両岸】 2020/09/12 19:51 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
呂秀蓮元副総統

呂秀蓮元副総統

(台北中央社)中国主催の両岸(台湾と中国)交流イベントに最大野党・国民党の訪中団団長として王金平(おうきんぺい)元立法院長(国会議長)が参加することについて、中国の国営メディアが10日、「和議を願い出るために来る」と伝え、台湾で物議を醸している。呂秀蓮(ろしゅうれん)元副総統は12日、台湾の2360万人の怒りを買ったなどとして同党と王氏に対し、出席を取りやめるよう求めた。

呂氏はこの日、台北で開かれた台湾・米国・中国関係に関するフォーラムで講演し、米・中と向き合う際には、台湾人としてのプライドを見せなければならないと力説した。

王氏の訪中に関する中国側の反応については、台湾の全国民を見下すものだとし、王氏がそれでも中国に行けば「自ら格を下げることになる」との考えを示した。

中国福建省アモイ市で19日に開幕する「海峡フォーラム」に出席するため、王氏らは16~21日の日程で訪中する予定。だが、中国メディアの“暴言”を受け、国民党の江啓臣主席(党首)は11日、フェイスブックで「まったく受け入れられない」と不満をあらわにし、中国側に適切な対応や謝罪を呼び掛けた。

(頼言曦/編集:羅友辰)