台湾ドキュメンタリー映画祭 脱北女性を追った作品がアジアグランプリ

【芸能スポーツ】 2021/05/07 13:46 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
映画祭の受賞者らと記念撮影する李文化部長(後列左から3人目)

映画祭の受賞者らと記念撮影する李文化部長(後列左から3人目)

(台北中央社)第12回台湾国際ドキュメンタリー映画祭は6日、台北市内で授賞式が開かれ、アジアを題材にした作品を対象にした「アジアビジョンコンペティション」で、脱北を余儀なくされた北朝鮮女性を撮影したイ・スンジュン監督の「Shadow Flowers」がグランプリに輝いた。台湾のクリエイターの作品を対象にした「台湾コンペティション」は、第2次世界大戦で旧日本軍が行った細菌戦実験による歴史の傷跡に迫ったジェームス・T・ホン(洪子健)監督の「潰爛 癒合掩藏」(Opening Closing Forgetting)がグランプリを受賞した。

同映画祭は2年に1度開催。第12回映画祭は昨年開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今年に延期された。今回は各コンペティション部門に132の国・地域から計2384作品の応募があった。

授賞式に出席した李永得(りえいとく)文化部長(文化相)は、同映画祭の交流を通じてさまざまな国の人々がより深い交流を持つことができるようになればと期待を寄せ、文化部(文化省)として同映画祭をこれまで以上に支持していく考えを示した。

(王心妤/編集:名切千絵)