第12回台湾国際ドキュメンタリー映画祭は6日、台北市内で授賞式が開かれ、アジアを題材にした作品を対象にした「アジアビジョンコンペティション」で、脱北を余儀なくされた北朝鮮女性を撮影したイ・スンジュン監督の「Shadow Flowers」がグランプリに輝いた。台湾のクリエイターの作品を対象にした「台湾コンペティション」は、第2次世界大戦で旧日本軍が行った細菌戦実験による歴史の傷跡に迫ったジェームス・T・ホン(洪子健)監督の「潰爛 癒合掩藏」(Opening Closing Forgetting)がグランプリを受賞した。